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Posted on 2015-06-10母校で講義をさせて頂いて気づいたこと。
昨日は母校の長崎大学で、
講義と実習をさせて頂いてきました。
今年の４月から、
「保存修復学」という
むし歯で穴が開いてしまった時に
最初に選択されることが多い治療に関する、
教育の機会を頂いています。
ここは歯科医師になって１０年半の間
お世話になった「大切な場所」。
大好きな先生方、学生さん、患者さん達と
「大学の先生」として共に過ごした時間は宝物です。
約８年ぶりに
大切な場所に行ってみると・・・
その当時、
若手のインストラクターとして
先輩の先生方のお世話になりながら
必死に仕事をしていた頃とは、
見える景色がまったく違っていることに、
気づきました。
この８年の間で、
ひとりの人として歯科医師として
大きく成長すると共に、
大学病院の先生から
「大学病院の先生を経た開業医」の視点に
すっかり変わっていたのです。
この変化した視点こそ、
臨床教授として
わたくしがお役に立てる「強み」なのですね。
講義のタイトルは、
「より豊かな人生をサポートする歯科審美
～美からはじまる「歯の保存」～」。
歯の審美治療の総論や治療内容について、
患者さんに承諾頂いた
豊富な「ビフォーアフターのお写真」と共に、
実際のストーリーをお伝えすることによって、
歯科医師になること楽しみになることを願いつつ・・・
熱く語ってまいりました。
講義の最後には、
患者さんにもスタッフ達からも信頼され続ける
歯科医師であり、
大切な家族と豊かに生きる人になるために
「今」できること
についてもお話ししました。
自立した精神を持つこと、
常に学び続けること、
そして・・・
歯科医療を提供する医師に相応しい
お口元の環境づくりをしておくこと。
少々厳しいことも言いましたが、
授業の後には
「感動しました！」と質問に来てくれる人や
午後の実習開始までに
白衣を纏うに相応しい身なりに整えてきた人も。
２０学年も差がある後輩達で、
わたくしが学生の頃とは
ずいぶん変わっていることもありますが、
基本的な部分は変わらないのだなと思い、
嬉しくなりました。
今回頂いている教育の機会は、
わたくしが歯科医師として
さらに磨きをかけるエネルギーを生み出す
きっかけになっています。
今年度はあと２回。
クローバー歯科のスタッフや患者さん達、
わたくしの同期をはじめ医局員の先生方に
ご協力頂きながら、
しっかりと務めてまいりますね。
大好きで優秀な
大学の同期２人と共に。
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