ブログ, 美容と健康に役立つ情報

Posted on 2015-07-31
歯のエイジングを加速させる「噛みしめ癖(くいしばり)」に気づいていますか?

「歯科衛生士さんから頂いた質問のおかげで、普段の生活の中で、ずいぶん噛みしめていることに気づきました。」

 

「無くて七癖有って四十八癖」ということわざがあるように、癖がないように見える人でも何らかの癖があり、癖があると言われる人ならば、尚更多くの癖があるものです。

毎日気づかないうちにしている数々の「癖」は、歯並び・かみ合わせに影響を及ぼし、歯のエイジングを加速させてしまいます。そのため当院では、初診時の診査とともに、患者の皆様にそれに気づくためのご質問をさせて頂いております。

 

お口元の癖のひとつに、「噛みしめ癖(くいしばり)」があります。
最近は、TCH(Tooth Contakuting Habit:歯列接触癖)という言葉もよく使われていますね。

テレビ番組や雑誌などでも紹介されていますから、あなたもお聞きになったことがあるかもしれません。

 

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お口元が「リラックス」しているとき、
上下の歯は接触せずに、0.5mm〜3mm程度のすき間があります。このすき間は「安静空隙(あんせいくうげき)」と呼ばれています。

噛みしめ癖のある方は、会話、お食事、重いものを持ち上げるとき以外でも、安静になることなく、上下の歯が当たっている状態。歯に対して必要以上の力が持続的にかかっています。

 

噛みしめ(くいしばり)という言葉から、
ギューッと力を入れて噛んでいるイメージをしやすいと思うのですが、実はそれだけでなく、「上下の歯をカチンと合わせているだけ」でも、大きな負担がかかるのですね。

そのため、歯はもちろん、歯を支えている骨や歯ぐき、顎の関節、噛み合わせに関わる筋肉にまで悪影響を及ぼし、

先日お伝えした楔状欠損(くさび状欠損)、知覚過敏、歯のひび割れや破折、歯周病の悪化、顎関節症、頭痛などにつながっていくのです。

 

健やかで美しいエイジングは「自分の癖に気づくこと」から。

あなたのお口元はいかがですか?
スマートフォン、パソコン、読書、お車の運転、家事、起床時など、あなたのお口元の状態を感じてみて下さいね。

 

 

クローバー歯科

地下鉄空港線 藤崎駅 4番出口より徒歩7分
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